FMコザ♪♪BushLand☆（FM　76.1　毎週水曜午後6時~7時）

■100324@HappyPodcast.mp3

少年時代、テレビ番組「キャプテン翼」の影響をすごく受けてプロサッカー選手を目指したという喜久村さん。主人公翼のようになりたいと思い、翼と同じようにミッドフィルダーを目指し日々猛練習をして、高校卒業後、翼が留学したブラジルにサッカー留学へ
留学した時、その土地の言語、文化・習慣など右も左も分からなかったようですが、沖縄県人会や周りの人々に助けられたそうです。


サンパウロのチーム・ジャボチカバルやトップチーム・グワリーバに入団
留学して1年目は、言葉が全く分からなくてコミュニケーションがうまく取れなかったことあって全くボールに触れさせてくれなかったそうです現地の友達を作り言語を必死に勉強して2年目から少しずつボールを回してもらいチームの一員になったと感じたと言います。この時、“言語”は何をするにも必須なもので大事だと感じたそうです。

カルチャーショックを受けたのは、選手一人一人が練習や練習試合でも手を抜かず本気で真剣に戦う姿はとても関心させられたし、選手には、ジュニア選手（中学生）もいて成績のよい選手にはスポンサーが付いておりその子が家族を養っているというケースも少なくはないという現状にとてもびっくりしたそうです
その他、バスで半日かけて遠征に行く途中、地元の選手は唄を歌ったりサンバを踊ったりと元気で試合終わったら朝までクラブで踊ったりととにかくパワーフル

３ヶ月ほどで辞めていく日本人が多い中、そこで4年程プロとして活躍し体調を崩して敢え無く帰国
その後、昼間のお仕事をしつつ、仕事後は沖縄県の1部チームの位置にいる社会人サッカーチーム・ボアソルチ（＝幸運を）で監督兼選手をつとめ、週末や休日は宜野湾、北谷、糸満など5か所の少年サッカー教室のコーチをしたり、社会人素人フットサル教えたりしています。多忙ですけど、サッカーをしたり教えたりすることはとても楽しいと言います。

喜久村さんが、育て上げた子供達が、喜久村さんと同じ社会人チームや他チームで活躍したり、海外で活躍している教え子を見てとても嬉しく思うそうです。
昨年(2009年)、チョコスロバキアのＦＫテプレッチェッでデビューしたエルサムニ・オサマ選手やコンサドーレ札幌でデビューした上原慎也選手も教え子で、彼らが来沖して少年サッカーチームの子供達との交流をしたとき、子供達が大喜びして生き生きした顔を見るのも嬉しくなるそうです　
　
サッカーは、1つのボールで子供から年配の方まで一緒になってプレイできる球技。
喜久村さんがブラジルで学んできたこと、 “勝ち負けよりも内容にこだわる”　“目の前の敵から逃げない” を子供たちに伝えて、ワールドカップやチャンピンズリーグで一人でも多くの教え子たちが活躍できるようこれからも頑張っていきたいとおっしゃっていました。